匿名加工個人情報とは何ですか?
1.匿名加工情報とは
匿名加工情報とは、特定の個人を識別することができないように個人情報を加工し、当該個人情報を復元できないようにした情報のことをいいます。
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仮名と匿名の違いは何ですか?
匿名加工情報は特定の個人を識別できる情報ではないため、第三者に提供することが可能となっています。 一方で、仮名加工情報は第三者提供が制限されているかわりに、個人情報と同等なデータの有用性を保っているため、より幅広い利活用が可能です。
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匿名加工データとは何ですか?
匿名加工情報とは、特定の個人を識別することができないように個人情報を加工し、当該個人情報を復元できないようにした情報のことをいいます。 また、匿名加工情報は、一定のルールの下で、事業者間におけるデータ取引やデータ連携を含むパーソナルデータの利活用を促進することを目的に個人情報保護法の改正により新たに導入されました。
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匿名加工情報の具体例は?
① 個人情報に含まれる特定の個人を識別することができる記述などの全部または一部を削除例)・氏名を削除。・住所を削除または○○県△△市に置き換え。・生年月日を削除または日を削除し、生年月に置き換え。
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匿名加工情報 どのように?
匿名加工情報を作成するための加工方法は、1)ユースケースの明確化、2)識別子、 属性、履歴の仕分け、3)個人識別等に係るリスクの抽出、4)個人識別等に係るリスク を踏まえた加工方法の検討 の4つの検討プロセスから構成される。
匿名加工情報のメリットは?
匿名加工情報は、含まれる情報の項目の公表は必要ですが、利用目的を特定して公表する必要はありません。 一方で、仮名加工情報は利用目的を可能な限り特定して公表する必要があります。 そのため、匿名加工情報の方が自由な利活用が認められています。 また、仮名加工情報は、いくつかの特例を除き、第三者に提供することができません。
どのような情報が「個人情報」にあたりますか?
個人情報保護法において「個人情報」とは、生存する個人に関する情報で、氏名、生年月日、住所、顔写真などにより特定の個人を識別できる情報をいいます。 これには、他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものも含まれます。
個人データと仮名加工情報の違いは何ですか?
「仮名加工情報」は、原則として、第三者(自社以外の人や会社)に提供することはできません。 「個人情報」(※4)は、本人の同意を得れば第三者に提供することができます(個人情報保護法23条1項)。 しかし「仮名加工情報」は、第三者に提供することはできないのです。
匿名加工情報のデメリットは?
「匿名加工情報」とのちがい
匿名加工情報は、元の個人情報を復元できないレベルまで加工する必要があるため、基準がかなり厳格であるほか、どこまで加工すればよいのか曖昧な点もあったため、一般的な企業にとっては作成が難しい上に、ビッグデータとしての活用度もいまいちという問題がありました。
匿名加工情報の第三者提供とは?
「提供」とは、匿名加工情報を第三者が利用可能な状態に置くことをいう。 匿名加工情報が物理的に提供されていない場合であっても、ネットワーク等を利用することにより、第三者が匿名加工情報を利用できる状態にあれば(利用する権限が与えられていれば)、「提供」にあたります。
匿名加工情報と加工方法等情報の違いは何ですか?
「加工方法等情報」とは、匿名加工情報の作成に用いられた個人情報から削除した記述等および個人識別符号ならびに加工方法に関する情報のこと(その情報を用いて当該個人情報を復元することができるものに限る)です。
匿名の欠点は何ですか?
インターネットの特徴である 匿名性の高い環境は、忌憚(きたん)のない意見が言えるなどのメリットもあります。 しかし、デメリットとして発言が過激になりすぎる傾向があり、匿名性を悪用したいじめや有名人の発言に対する炎上・嫌がらせなど、さまざまな社会問題を引き起こしています。
匿名のメリットとデメリットは?
2-2 匿名性のメリットとデメリット「メリット」 発言に関する責任がなくなり、自由に発言することができる。 発言のみが評価されるため、内容が正確に評価される。 個人のプライバシーが守られる。「デメリット」 誹謗中傷が発生しやすい。 犯罪が誘発される可能性がある。 事件解決の妨げになる。
個人情報がバレたらどうなる?
たとえば、住所や電話番号が公開されていれば、そのホームページを見た人があなたに興味を持って、自宅の周りをうろついたり、電話をかけてきたりといったストーカー行為を行うかもしれません。 また、公開している個人情報を収集され、迷惑メールや振り込め詐欺などの別の犯罪に利用される可能性もあります。
氏名は個人情報ですか?
例えば、氏名だけでも個人情報に該当しますが、誰の音声かが識別できる音声録音情報や、氏名と社名が含まれるメールアドレス、防犯カメラに記録された顔画像(本人が判別できる程度には大きく鮮明に写っているもの)なども、個人情報に該当する例として挙げられます。
匿名加工情報の義務は?
・本人の人種、信条、病歴等本人に対する不当な差別又は偏見が生じる可能性のある個人情報 ・取得について、原則として本人同意を得ることを義務化。 どのような目的で個人情報を利用するのかについて、具体的に特定しなければならない。 また、特定した目的は、本人に通知、又は公表することが必要。
匿名の利点は何ですか?
第2章 匿名性とは「メリット」 発言に関する責任がなくなり、自由に発言することができる。 発言のみが評価されるため、内容が正確に評価される。 個人のプライバシーが守られる。「デメリット」 誹謗中傷が発生しやすい。 犯罪が誘発される可能性がある。 事件解決の妨げになる。
実名と匿名のメリットとデメリットは?
項目 | 実名 | 匿名 |
---|---|---|
メリット | 荒れにくい | 発言が活発になりやすい |
デメリット | 発言が活発になりにくい | 荒れやすい |
匿名加工取扱事業者とは何ですか?
「匿名加工情報取扱事業者」とは、匿名加工情報データベース等を事業の用に供してい る者のうち、国の機関、地方公共団体、独立行政法人の保有する個人情報の保護に関する 法律(平成 15 年法律第 59 号)で定める独立行政法人等及び地方独立行政法人法(平成 15 年法律第 118 号)で定める地方独立行政法人を除いた者をいう …
匿名加工情報を第三者へ提供する場合、公表する必要はない?
個人情報取扱事業者は、匿名加工情報を作成して当該匿名加工情報を第三者に提供するときは、インターネットの利用その他の適切な方法により、あらかじめ、第三者に提供される匿名加工情報に含まれる個人に関する情報の項目およびその提供の方法について公表しなければなりません。