損害賠償の目安はいくらですか?
a 本人及び遺族固有の精神的損害に対する慰謝料
ご本人及び遺族の方々の各固有分を全て含めて、一家の支柱で2800万円前後、母親、配偶者で2400万円前後、その他で2000万円~2200万円が一応の目安とされています。
損害賠償が認められる場合は?
具体的には,①過失,②損害結果の発生,③因果関係という3つの要件を満たす場合に,民事責任(損害賠償責任)が認められる.
損害賠償 どうやって決める?
種々の損害額の積み上げによって総損害額が算出され、ほとんどの場合が当事者間の話合いによる示談で決定されています。 人身事故の損害賠償額には、治療関係費(入院料、投薬料、看護料等)、休業損害(傷害の場合)、逸失利益(死亡・後遺障害の場合)、葬儀費(死亡の場合)、慰謝料などがあります。
損害賠償は誰が決める?
過失割合は加害者側と被害者側で話し合って決める
交通事故の過失割合を決めるのは、基本的に「被害者(もしくは被害者の代理人)」と「加害者(もしくは加害者の代理人)」です。 過失割合は通常、示談交渉にて慰謝料や損害賠償金額と一緒に決められます。
損害賠償の最高額はいくらですか?
裁判例に見られる交通事故の死亡・後遺症賠償額の高額ランキングトップ30の集計をまとめました。 最高額は、平成23年11月1日に判決(横浜地裁)が出た人身総損害額5億843万円の事案で、平成22年に発表された最高額と比べ、一気に1億4,087万円上昇しました。
対人賠償の最高額はいくらですか?
なお、自賠責保険から支払われる慰謝料・損害賠償金には上限が定められています。 死亡慰謝料や死亡逸失利益など、被害者の死亡に関する費目については、3000万円が上限となります。
損害賠償の訴え方は?
損害賠償請求の方法は次の3つです。● 交渉 当事者が裁判外で話し合い、和解する方法です。● 調停 簡易裁判所の調停委員を介して、当事者が話し合いによって解決する方法です。● 訴訟 裁判所に損害賠償請求の訴訟を提起し、証拠に照らしながら裁判官の判断を仰ぐ方法です。
損害賠償請求されるとどうなる?
損害賠償請求をされた場合、通常、相手は損害額を一括で支払うように求めてきます。 たとえば、交通事故の事案で任意保険会社の保険で対応し、一括で支払うことが可能であれば、特に問題はありませんが、その他の事案で損害賠償額が高額になる事案では、一括で支払うことが難しい場合もあるでしょう。
損害賠償金 誰が払う?
交通事故の慰謝料は、基本的には、加害者本人または加害者が加入している任意保険会社から支払われます。 ただし、多くの人は任意保険に加入しているため、通常、慰謝料の支払いをするのは加害者が加入している任意保険会社です。
損害賠償請求 いくらもらえる?
交通事故の損害賠償請求権に関するルールに変更があります。 自賠責保険からもらえる慰謝料の金額は、入通院慰謝料は日額4,300円、後遺障害慰謝料は32万円~1,850万円、死亡慰謝料は400万円~1,350万円です。
損害賠償の示談とは?
損害賠償の話合い(交渉)のことを、一般的に「示談」と言います。 損害賠償金の支払いを受けるためには、まずはどのような損害が発生しているのか、そして、その損害をどのように評価するのかを決めなければなりません。 そして、その内容について、被害者と加害者の双方が合意する必要があります。
損害賠償 払わないとどうなる?
督促状を無視して損害賠償を支払わないと、最終的に財産の差し押さえが執行されます。 賠償金を支払う意思が見られない場合、被害者側は裁判所に申し立てて強制執行、つまり財産の差し押さえ要求することが可能です。
事故の慰謝料の最高額はいくらですか?
自賠責保険の傷害賠償限度額は120万円
「交通事故で請求できる慰謝料は120万円まで」と聞いたことがあるかもしれませんが、その理由は自賠責保険の上限設定にあります。 交通事故で請求できる「限度額120万円」とは、自賠責保険によって支払われる傷害(ケガ)分の損害賠償金(慰謝料以外の損害賠償金も含む)の限度額のことです。
対人賠償とは何ですか?
対人賠償とは 契約車両の事故により他人を死傷させ、法律上の損害賠償責任を負った場合に、相手方の治療費や慰謝料などを補償します。 保険金額(契約時に設定した金額)が上限です。
損害賠償請求 どこまで?
損害賠償請求できる内容は、基本的に相手方の行為によって生じた損害です。 例えば、ケガをした場合は治療費や慰謝料を請求できますし、売買契約で物が届かなかった場合は代金や利益を請求できます。 また納品が遅れた場合は、遅延損害金やその他の損害を請求することも可能です。
裁判で負けたらどうなるの?
裁判で負ければ、裁判に従って、お金を支払うのが通常です。 ただ、それでも支払わない人がいます。 1つは、お金がなくて支払えない場合、もう1つは、裁判で負けても支払いたくないと意固地になる場合が多いです。 法律上、相手方が任意に支払ってくれない場合、勝訴判決に基づいて、相手方の財産を差し押さえることができます。
損害賠償 いつもらえる?
保険会社に署名、捺印した示談書が届いたら、示談成立となります。 示談成立後、約1〜2週間後に保険会社から示談金が支払われます。
示談金は誰が決める?
この示談金は、その内容としては、治療費や慰謝料などの被害者に発生する損害を全てひっくるめたお金ということになります。 なお、示談において、この加害者が支払う示談金をいくらにするのかについては、被害者と加害者が話し合いの中で自由に決めることができます。
慰謝料の最低金額はいくらですか?
ご存知ですか? 慰謝料「4300円」は最低金額です! 一般に、通院慰謝料の計算は、①自賠責基準、②任意保険基準、③裁判基準の3つの基準に基づいて計算されます。
示談に応じないとどうなる?
示談交渉に時間をかけたり、裁判など示談以外の形で解決を目指したりする場合には、消滅時効により、損害賠償金(示談金)を受けとることができなくなるおそれがあります。 交通事故の損害賠償金(示談金)を請求する権利は「時効」で消滅することがあるためです。