レコードのカッティング工程は?
1枚のラッカー盤に「音楽」を刻む仕事
参考までにレコードのプレスまでの工程を簡単に書くと、ラッカー盤(凹)→メタルマスター(凸)→メタルマザー(凹)→スタンパー(凸)と型取りを繰り返し、スタンパーでレコード盤(凹)をプレスするというのが一般的な流れ。
キャッシュ
レコードの原料は何ですか?
レコードの素材はポリ塩化ビニールと、ポリ酢酸ビニールの合体で作られていて、本来は無色透明なのですが、品質管理上「黒」の方が傷や気泡、埃などの付着物が発見し易いためにあえてカーボン・ブラックを混入しているのだそうです。
レコードとカッティングの違いは何ですか?
レコードは針が通る溝の揺らぎを電気信号に変換し、アンプで増幅後、スピーカーが空気振動に再度変換して、音楽が流れるようになる。 カッティングとはレコーディングされた音から、レコードの溝を作る作業だ。
レコードのマスター盤とは何ですか?
マスター盤は、厚さ一ミリのアルミ板の表面に、特殊なラッカーをごく薄く塗ってつくる。 ラッカーを削って溝に音を刻み、大量生産の元になる最初のレコード盤になる。 音質を保証するため、高い技術が必要。
レコードのラッカー盤とは何ですか?
ラッカー盤とは、レコード盤制作にあたり必ず作られる原盤のこと。 アナログテープなどの音の素材を、専用のカッティングマシンを用いて、回転する円盤状の素材に刻み込んだ最初のものだ。 通常のレコード盤は、このラッカー盤をもとに、いくつかのプロセスを経て商品化されていく。
RLカッティングとは何ですか?
レコードの「カッティング」について。
「カッティング」とは、録音されたマスター・テープの音を、レコード盤のプレスの「版元・原版」に刻み付けることです。 表面にラッカーを塗ったアルミの円盤を回転させながら、機械で音溝を刻み付けていきます。
レコードはなぜ音が出る?
(CDやデジタル音源も同じ)レコード盤にはその振動を記録した、音溝と呼ばれる溝が掘られています。 この溝にレコード針が触れると溝の形状に合わせてレコード針が小さく動きます(振動します)。 この小さな振動をカートリッジで電気信号に変換、アンプで増幅することで音を再生することができます。
パブリックレコードとは何ですか?
パブリックレコード株式会社は、ピアノ発表会や学校を中心に、アナログレコードを用いて思い出作りをすることでスタートしました。 以降、時代はカセットからCD、また映像ではビデオテープからDVDなど、アナログからデジタルへと進化しています。 をモットーに、社会のニーズを把握し、具体的な商品づくりを心がけています。
レコード 何年持つ?
日頃から正しくメンテナンスをしていれば、レコードは半永久的に楽しめます。 レコードの寿命を延ばすためには、内袋に入れジャケットに収納し、その上から外袋をかぶせましょう。 また、保管する際には必ずレコードは立てます。 そして、直射日光や湿気を避けた場所に保管しましょう。
ソノシートとレコードの違いは何ですか?
通常のレコードと異なり、極めて薄く、容易に曲げることができる程度に柔らかいため、雑誌の付録や、印刷された台紙などに透明な盤を貼り付けたメッセージカード等に利用された。 大きさはいわゆるEPサイズの17cm盤のものが多いが、8cm程度の小型盤も存在し、このタイプは専用のプレイヤーで聴くものが多い。 色は赤または青が多い。
レコード針は消耗品ですか?
レコード針は消耗品であり、ある程度使い続けると寿命を迎えます。 レコード針の寿命は針のタイプによって異なるので、タイプ別に見た寿命の目安をチェックしておきましょう。 寿命の目安は約150~500時間と、タイプによって大きな差が生じます。
レコード針とは何ですか?
カートリッジには、レコードから読み取った情報を電気信号に変換するためのマグネットやコイルも含まれています。 そして、そのカートリッジの先端に付いているのが、レコード針(針先)です。 とは言え、カートリッジ全体を指して「レコード針」と呼ぶケースは珍しくありません。
ソノシートの回転数はいくつですか?
また、EP盤のサイズで回転数が33回転、数曲が入っている17cm LP、コンパクトアルバムもあります。 さらに子ども向け雑誌の付録などに使われた「ソノシート」と呼ばれたシートレコードもあります。 回転数は33回転のものも45回転のものもあります。
ソノシートの材質は?
1958年にフランスのS.A.I.P. というメーカーが最初に開発した、薄く曲げられるビニール材質の廉価版レコード。 後にソノシートは朝日ソノラマの登録商標となった。
レコードプレイヤーの針の寿命は?
気になる針先の寿命。
レコード針の寿命として一般的に言われているのは約150~500時間。 LPレコード1枚45分として計算すると、毎日1枚聴いたとして200日~600日となります。
レコードとハイレゾ どっち?
・ハイレゾ:音圧がレコードより高く、音も非常に綺麗。 分離もよいため、楽器演奏者にはレコードよりもハイレゾやリマスターCDを好む人が多いという(各楽器の音が浮かび上がって聞こえるので)。 ただ、デジタル音で音圧が弩級に高いため、耳が疲れやすい。 アルバム1枚分の時間を通しで聴くのは厳しい印象。
周速度とは何ですか?
周速度とは、ある回転をする物体のある表面が回転軌道上(円周上)をどのくらいの速度で動いているのかを現したもの。
ソノラマとはどういう意味ですか?
「ソノラマ」とはラテン語で「音」を意味する "sonus" と、ギリシャ語で「見もの」を意味する "horama" を合わせた造語である。 かつて販売していた「ソノシート」の商標権を取得していた。
レコード どれくらい持つ?
割れや傷や歪みや汚れなど、よほど大きなダメージが無ければ、レコードはいつまでも聴くことができます。 どんなに汚れていてもプレーヤーにのせれば、良い音質か悪い音質かは別にして、レコードに刻まれた溝が残っていれば音は出ます。
アナログレコード 何が良い?
アナログな音質や音圧が魅力である
レコードのアナログな音質は多くのファンの耳と心をつかんでいます。 CDでは拾えていないような幅広い周波数を記録しているため、臨場感や音圧を感じるというレコードファンは少なくありません。 また、レコード特有のチリチリとしたノイズの音質を魅力に感じる方もいます。