たなびきとはどういう意味ですか?
たなびくとは、霞や雲が横に長く引くような形で漂うこと。
「たなびき」の活用の種類は?
意味 | 語形 | 結合 |
---|---|---|
意志・勧誘 | たなびこう | 未然形音便 + う |
丁寧 | たなびきます | 連用形 + ます |
過去・完了・状態 | たなびいた | 連用形音便 + た |
言い切り | たなびく | 終止形のみ |
紫だちたる雲の細くたなびきたるの現代語訳は?
少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。 少し明るくなって、紫がかった雲が細くたなびいているのがよい。
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「たなびく」の現代語は?
動詞の連体形「たなびく」は「横に長くひく」という意味で、「秋風に吹かれて、横長に伸びてただよう」という意味になります。 「絶え間」は「とぎれたその間」という意味です。
「風になびく」とはどういう意味ですか?
かぜ【風】 に 草(くさ)靡(なび)く
(風の吹くままに、草がなびき従う意から) 人民が権力者の言うがままになる、また、小人が有徳者に服することなどのたとえにいう。
「なほ」とはどういう意味ですか?
なほ 【猶・尚】 依然として。 相変わらず。 やはり。
「たなびかせる」の古語は?
なびか・す 【靡かす】
なびかせる。 [訳] 玉藻をなびかせて漕ぎ出していらっしゃるあなたの御船を。 従わせる。 服従させる。
紫だちたる雲の細くたなびきたるとはどういう意味ですか?
春はあけぼの。 や ( (よ) ) う や ( (よ) ) う白くなりゆく 山ぎは ( やまぎわ ) 、少し 明 ( あ ) かりて、 紫 ( むらさき ) だちたる雲の細くたなびきたる。 春は、明け方が良い。 だんだん、白くなっていく山ぎわの空が、 少し明るくなって、紫がかった雲が、細くたなびいているのがよい。
「紫だちたる雲」とはどういう意味ですか?
むらさき-だ・つ 【紫立つ】
[訳] 紫がかっている雲が細く横に長く引いているの(はとても趣深い)。
「春がすみ」とはどういう意味ですか?
①春に立つ霞。 ②地名「春日」に掛かる枕詞。 ③井に掛かる枕詞。 ①は春の景物として「たなびく」「立つ」などが後に続き、「春霞たなびく時に」(4-789)、「春霞立ちにし日より」(10-1910)のように詠まれる例が多い。
なびる は どこのことを方言?
なびる (埼玉の方言) の意味
風になびく富士の煙の空に消えてゆくへも知らぬわが思ひかな いつ?
この歌は西行法師 が文治2年(1186年、 平家が壇ノ浦 の戦いに敗れた翌年)68才の時、京から東国行脚の折駿河よりこの地に入り、噴煙がたなびいている富士山を見て詠んだもので、西行晩年の傑作であります。
「おかし」とはどういう意味ですか?
理知的に好奇心や興味を感じる情趣や、視覚・聴覚などで興味深くとらえた美、を表す。 平安時代、「あはれ」と対比される語。 ❶笑いたいほどである。 こっけいである。
「あはれなれ」とはどういう意味ですか?
しみじみとした情趣があるさま、感慨深いさまなどを意味する古語。
紫だちたる雲 なぜ紫?
細くたなびく雲としいうのは、高空に薄く膜状に出る「巻雲(絹雲)」である。 地平線あたりを望むと、この膜を横から見るため線状となって「たなびきたる」わけである。 この雲は高空にあるから、夜明けに際して、他よりもいち早く曙光をうけるから「紫だつ」。
めでたい印の雲とは?
“紫雲”はむらさきの雲で「めでたいしるし」で「念仏行者の臨終などにあたって、阿弥陀仏がこの雲に乗って来迎するという」と書かれている。 神仙・道教思想が起源で、「徳の高い天子・君子が在位する時に現れる」とも。 また仏教において紫雲は、「念仏行者の臨終が正しく浄土往生であることを証明するものとされた」とある。
めでたいことの前兆として現れる雲をなんという?
ずい‐うん【×瑞雲】
めでたいことの前兆として現れる雲。 祥瑞の雲。
春霞の正体は何ですか?
春霞の正体は、花粉・黄砂・ばい煙・PM2.5などの「塵」によるものと、空気中に浮遊している微細な「水滴」によるものがあります。 空気中に浮遊している微細な水滴とは、つまり「霧」のことであり、寒暖差の激しい春や秋の朝は、地表面付近の空気は冷やされて「朝霧」が発生します。
春霞と黄砂の違いは何ですか?
黄砂は「春霞」とも呼ばれ、春の季語として和歌に親しまれてきました。 また、「霾(ばい)」や「黄塵」という表現も。 江戸時代の書物などには「霾る(つちふる)」と記載されています。 いずれにしても春の季語として扱われています。
そうなんな 方言?
人と話をしている時に、 私たちは「へぇ、そうなんだ」と相槌を打つことがあります。 しかし、新潟弁では「そうなんだ」とは言いません。 新潟弁では「そうなんだ」の「だ」を取って「そうなん」と言います。 若者も含めて、新潟の方は普通に使っている言葉ですが、 「そうなん」は共通語では決して使いません。