「産業廃棄物収集運搬」とはどういう意味ですか?
「産業廃棄物収集運搬」とは、産業廃棄物を適切に廃棄するため、各都道府県知事からの「産業廃棄物運搬業許可」をもらった特定の業者が、産業廃棄物を収集、運搬することを言います。
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廃棄物収集運搬許可とは何ですか?
産業廃棄物収集運搬業許可は、委託を受けて産業廃棄物の収集・運搬を行う際に必要となる許可です。 そのため、自社で排出した産業廃棄物をそのまま自社で収集運搬する場合には、産業廃棄物収集運搬業許可は必要ありません。
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産業廃棄物収集運搬 何する?
建設現場、病院、工場などから各種の産業廃棄物を集め、収集車で所定の処理場に運搬する。 固形状の廃棄物は、素材別に仕分けしながら、手作業や重機で車両に積み込む。 トラック、ダンプ、バン、保冷車、吸引装置付車両(バキュームカー)など様々な収集車を運転する。
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産業廃棄物とゴミの違いは何ですか?
一般廃棄物では、「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「廃プラスチック類」「金属くず」等に分けられますが、産業廃棄物の場合は、「紙くず」「廃プラスチック類」「金属くず」等、廃棄の種類ごとに分別を行います。 素材が複合されているものや、分けることが困難な廃棄物は「混合廃棄物」として種類ごとに分別された廃棄物とは別の扱いとします。
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一般廃棄物収集運搬許可 いくら?
一般廃棄物収集運搬業許可(新規許可):5,000円一般廃棄物収集運搬業許可(更新許可):5,000円許可証の再交付 :1,000円※処理業変更届出には手数料はかかりません。
運搬業と運送業の違いは何ですか?
※わかりやすくするために、細かな法律的解釈は省いています。 したがって、貨物を運ぶのが運送業、廃棄物を運ぶのが産業廃棄物収集運搬業ということになります。
廃棄物処理業とは何ですか?
産業廃棄物処理業は、一般的には「事業活動に伴って生じた廃棄物を収集運搬・処分する事業」と説明できますが、取り扱う廃棄物の性状は顧客である排出事業者ごとに多岐にわたっています。
産業廃棄物収集運搬は何業?
詳細情報
統計分類 | 日本標準産業分類(平成25年[2013年]10月改定) |
---|---|
大分類 | R サービス業(他に分類されないもの) |
中分類 | 88 廃棄物処理業 |
小分類 | 882 産業廃棄物処理業 |
細分類 | 8821 産業廃棄物収集運搬業 |
産業廃棄物で捨てられないものは何ですか?
食料品、医薬品、香料製造業から生ずるあめかす、のりかす、醸造か す、発酵かす、魚及び獣のあら等の固形状不要物。 と畜場において処分した獣畜、食鳥処理場において処理した食鳥に 係る固形状不要物。 ガラス類、コンクリートくず、レンガくず、廃石膏ボード、セメントくず、モ 無 ルタルくず、スレートくず、陶磁器くず等。
産業廃棄物ではないものは何ですか?
その種類としては、「コンクリート塊」「アスファルト・コンクリート塊」「建設発生木材」「建設汚泥」「紙くず」「金属くず」「ガラスくず・コンクリートくず(工作物の新築、改築又は除去に伴って生じたものを除く。)
一般廃棄物収集運搬の資格は?
産業廃棄物以外の廃棄物を指す「一般廃棄物」。 これを収集運搬するために必要な許可が「一般廃棄物収集運搬業許可」です。 家庭から出る「家庭系一般廃棄物」、事業所などから出る「事業系一般廃棄物」のいずれを収集運搬するにせよ、この許可が必要となります。
収集運搬試験の合格率は?
公式での発表はありませんが合格率は9割以上と言われています。 また。 万が一、不合格となった場合でも2回まで再試験を受けることができます。 合格率が高い試験ではありますが、不合格者もゼロではありません。
物流と運送の違いは何ですか?
運送会社はトラックなどで荷物を輸送することに特化しています。 そのため、荷物をいかに効率的かつ安全に配送するかが重視されます。 一方、物流会社は物流に関するあらゆる業務を担うことを目的に運営されています。 そこで重視されるのは、自社が提案した物流体制によって荷主の業務効率を改善し利益につなげることができるかどうかです。
倉庫業と運送業の違いは何ですか?
トラック運送を主体に行っている事業者は「運送業」、倉庫を所有してそこを賃貸していたり保管や発送代行などを行っていたりする事業者は「倉庫業」、それらを包括的に(物流センターでの作業や流通加工、発送、輸配送などを)行っている事業者は「物流業」と呼ぶのが一般的でしょう。
一般廃棄物の処分とは?
一般廃棄物は、家庭から排出される「家庭廃棄物」と事業者から排出される「事業系一般廃棄物」に分けられます。 産業廃棄物は排出業者が責任を持って処分し、一般廃棄物は市区町村が処理についての責任を持つことが原則です。 ただし、各市区町村の処理体制や処理能力や見解には違いがあるため、一般廃棄物の取り扱いが異なることがあります。
一般廃棄物処分業許可とは?
一般廃棄物処理業の許可について
事業系一般廃棄物を他人から有償で引き取り処理、処分する場合は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく一般廃棄物収集運搬業(運搬する場合)又は、一般廃棄物処分業(処分・資源化する場合)の許可を取得する必要があります。
一般廃棄物収集運搬業の業種は?
詳細情報
統計分類 | 日本標準産業分類(平成25年[2013年]10月改定) |
---|---|
大分類 | R サービス業(他に分類されないもの) |
中分類 | 88 廃棄物処理業 |
小分類 | 881 一般廃棄物処理業 |
細分類 | 8815 ごみ収集運搬業 |
産業廃棄物収集運搬の注意点は?
産業廃棄物の収集運搬を行うためには以下4つの基準を満たすことが必要です。産業廃棄物が飛散、流出しないようにすること悪臭、騒音、振動で支障が生じないように措置すること産業廃棄物の飛散、流出や悪臭を発しないように密閉容器、運搬車両を使うこと施設を設置する場合、生活環境の保全に支障を生じないように措置すること
家庭廃棄物とは何ですか?
家庭廃棄物は、文字通り“一般家庭の日常生活によって排出される廃棄物”をいいます。 具体的には、紙くず、生ごみ、木くず、衣類を含む布類などの「可燃ごみ」、食器などのガラスや陶器類、フライパンや鍋などの金属製品やプラスチック類などの「不燃ごみ」、家具や自転車といった大きなごみなどの「粗大ごみ」があります。
産業廃棄物はどこが処理する?
事業者自らに処理責任があります。 事業者自らで基準に則って処理するか、 許可業者に委託する方法があります。 市町村の事務として処理しています。 ※一部の市町村では、産業廃棄物(特別管理産業廃棄物)を自治体施設で受入れて 処理しているところもあります(排出場所の市町村にご確認ください。)。