「なほ」とはどういう意味ですか?
なほ 【猶・尚】 依然として。 相変わらず。 やはり。
「おろそかなり」とはどういう意味ですか?
おろ-そか・なり 【疎かなり】
粗略だ。 いい加減だ。 おろそかだ。 [訳] お役目として奉仕申し上げるのは、粗略なことがあるといけない。
「なほざり」の語源は?
「なほ」は「そのまま何もせずにいること」、「去り」は「遠ざける」という意味がありますから、ここから想像すると「なおざり」は「何もしないで距離を置いておく(放っておく)」というのが出発点だった、と言えるかもしれません。 次に、現代語での話として考えてみましょう。
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「闇のなほ」とはどういう意味ですか?
闇(やみ)もなほ。 螢(ほたる)のおほく飛びちがひたる、また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行(ゆ)くも、をかし。 雨など降るも、をかし。
いとおかしとはどういう意味ですか?
いとおかしは「とても趣がある」「非常にかわいらしい」などの意味を持ち、感動した気持ちを表すときに使われます。 きれいな景色や優雅なものなど、何かに心が動かされた際に使う褒め言葉といえるでしょう。 「おかし」とは当時の美しさを表す概念ですが、非常に幅広い意味を持つ多義語です。
恐ろしなんどもおろかなり 意味?
恐ろしなんどもおろかなり。
恐ろしいなどと言うどころではない。
「思ふにや」とはどういう意味ですか?
「思ふ」は、ハ行四段の動詞「思ふ」の連体形で、「や」の結び。 「もの思ふ」は恋について想いわずらうことを意味しており、また「や」は疑問の係助詞。 「ものや思ふ」で、「物思いしているのですか」という他人からの質問を表す。
「おろかにせんと思はんや」とはどういう意味ですか?
一本目をおろかにも、失敗してしまうことがないとは限らない。 一本目をおろそかにしようと思うだろうか。 いや、思わない。
「いとわろし」とはどういう意味ですか?
いとわろし 「わろし」は「よくない、好ましくない、美しくない、下手」などという意味です。 「いとわろし」は「いとおかし」の反対で「全く感心しない」「とてもみっともない」「すごく下手だ」などの意味で使用される古語です。
「今は昔」とはどういう意味ですか?
いま-は-むかし 【今は昔】
今となっては、もう昔のことだが。 [訳] 今となっては、もう昔のことだが、竹取の翁という人がいたということだ。 物語、説話の冒頭に用いられた慣用句。
「早業や劣られたりけん」とはどういう意味ですか?
能登殿は、早業や劣られたりけん、やがて続いても飛び給はず。 能登殿は、早業は(判官に)劣っておられたのであろうか、すぐ続いては飛び乗りなさらない。
「今はかう」とはどういう意味ですか?
いま-は-かう 【今は斯う】
今はこれまで。 もはや最期。
「うちまかせて」の古語は?
うちまかせ-て-は 【打ち任せては】
普通は。 一般には。 [訳] 一般には、都にお上りになることは、とても趣があって、すばらしいことであるけれど。
「やうやう」の現代仮名遣いは?
「やうやう」⇒「ようよう」が正解です。
「自ら知らずといへども」とはどういう意味ですか?
懈 け 怠 だい の心、みずから知らずといへども、師、これを知る。 なまけて緩んだ心は、自分自身では分からなくても、先生はそれを理解している。 この 戒 いまし め、万事にわたるべし。 この戒めは、(弓のことだけでなく)すべての場合に当てはまるだろう。
「万事にわたるべし」とはどういう意味ですか?
「この戒め、万事にわたるべし」とは「この教えはあらゆることに通じるだろう」という意味ですが、「この戒め」の内容として、正しいものをえらぼう。 怠けようとする気持ちは、自分がないと思っていても、やはり心のどこかでは起こってしまうものだということ。
「いとおかし」とはどういう意味ですか?
いとおかしは「とても趣がある」「非常にかわいらしい」などの意味を持ち、感動した気持ちを表すときに使われます。 きれいな景色や優雅なものなど、何かに心が動かされた際に使う褒め言葉といえるでしょう。
「夜を寒み」とはどういう意味ですか?
夜が寒いので、初霜を払い除けつつ、草の枕で、何度も旅寝した――歌の清げな姿。
何々けりとは?
の解説 [助動][(けら)|○|けり|ける|けれ|○]《動詞「く(来)」の連用形に動詞「あり」の付いた「きあり」の音変化から》動詞・助動詞の連用形に付く。 1 過去に起こった事柄が、現在にまで継続してきていることを表す。… てきた。
「児」の古語は?
こ 【子・児】 (幼い)子。 子供。 [反対語] 親。