仕損費とは?
仕損品(不良品)が生じたことによるコストを仕損費といいます。 個別原価計算における仕損 費の処理を第4章P08で学習しました。 そこでは、仕損費を「製品の生産上やむを得ないコス ト」として、良品の指図書に負担させました。 総合原価計算においても、仕損費は良品に負担さ せることになります。
仕損費の処理方法は?
仕損費の処理は、次の方法のいずれかによる。 (一) 仕損費の実際発生額又は見積額を、当該指図書に賦課する。 (二) 仕損費を間接費とし、これを仕損の発生部門に賦課する。 この場合、間接費の予定配賦率の計算において、当該製造部門の予定間接費額中に、仕損費の予定額を参入する。
仕損品の具体例は?
仕損品(しそんじひん、しそんひん)とは、一般的に、仕損じた(加工などに失敗した)物品そのものを指す。 例えば、陶器を作っていたが、窯焼きの時点で割れてしまったとなるとこれが仕損品である。 これには製品としての価値はもはや見出すことはできないが、原材料としての価値を持つことがある。
仕損費と仕損品の違いは何ですか?
このように何らかの原因によって発生した、製造工程おける失敗品を仕損品といい、仕損品が生じることを仕損といいます(仕損品が発生してしまったことにより余計にかかった費用を仕損費といいます)。
キャッシュ
仕掛損とは何ですか?
仕損とは、製造工程における失敗のことです。 製品の製造中、様々な原因で加工に失敗することがあります。 そして、仕損によって生じた失敗作のことを仕損品あるいは仕損じ品と言います。 仕損品は、品質基準を満たせないため通常製品と同様に販売することはできません。
仕損じとはどういう意味ですか?
し‐そこない ‥そこなひ【為損・仕損】
やりそこない。 しくじり。 失敗。 しそんじ。
仕損品 評価額 なぜ引く?
当月製造費用の中には正常仕損品を製造するためにかかった原価(正常仕損品原価)が含まれているので、ここから評価額を控除することによって、正常仕損費だけを完成品および月末仕掛品に負担させます。
仕損じとは何ですか?
仕損とは、製造工程における失敗のことです。 製品の製造中、様々な原因で加工に失敗することがあります。 そして、仕損によって生じた失敗作のことを仕損品あるいは仕損じ品と言います。
正常仕損費とは?
・正常な仕損・減損の場合通常の製造過程で不可避的に発生する仕損や減損のことを正常仕損・正常減損といいます。 これらは完成品や月末仕掛品に負担させます。 例えば、ある月に材料費1,000千円、加工費2,000千円をかけて製造した製品100個の内、10個が品質検査で不良と判断されたとします。
異常仕損費とは?
いっぽう、何らかの理由で通常生ずる程度の範囲を超えて仕損や減損が発生してしまうこともあります。 たとえば災害などで燃料が大量に流出してしまったりすることがあるかもしれません。 このように通常の製造過程で生じることが予想される程度を超える仕損や減損を『異常仕損』や『異常減損』などといいます。
「仕損じ」の使い方は?
「仕損じ」の例文・使い方・用例・文例あせりはむだを生む;せいては事を仕損じる急いては事を仕損じるよ。 もう少々慎重に。急いては事を仕損じる。急いては事を仕損じる.何をするにも手がふるえなくなった(仕損じが無い)名人にも仕損じあり急いては事を仕損じる誰だって仕損じはある
仕損費の読み方は?
仕損費(読み)しそんひ
仕損費比率とは?
仕損率とは正常に完成した製品に対する仕損品の割合です。 100個の製品を作るときに30個の仕損品ができる場合、仕損率は30%となります。
正常仕損とは何ですか?
・正常な仕損・減損の場合通常の製造過程で不可避的に発生する仕損や減損のことを正常仕損・正常減損といいます。 これらは完成品や月末仕掛品に負担させます。 例えば、ある月に材料費1,000千円、加工費2,000千円をかけて製造した製品100個の内、10個が品質検査で不良と判断されたとします。
異常仕損とは何ですか?
製品の加工中に、その発生が避けることのできない歩減を正常減損(正常仕損)という。 これに対して、異常な原因によって発生する歩減を異常減損(異常仕損)という。
仕損じたとはどういう意味ですか?
〘名〙 (「しぞこない」とも) やり方をまちがえたり、結果がよくなかったりして思う通りにならないこと。 また、うっかりしてよくないことをしてしまうこと。 また、その物事。
度外視法とは?
度外視法とは、正常仕損や正常減損を無視(度外視)することによって、正常仕損費および正常減損費を良品(完成品・月末仕掛品)に負担させる方法をいいます。 このとき、どのように正常仕損(減損)費を良品に負担させるかということについて、月末仕掛品の進捗度と仕損・減損の発生点との関係から次の2つのケースが考えられます。