「五無間罪」とはどういう意味ですか?
〘名〙 無間地獄(むけんじごく)におちる五種の重罪。 母を殺すこと、父を殺すこと、阿羅漢を殺すこと、僧の和合を破ること、仏身を傷つけることの五つをいう。 五逆罪。 五無間の罪。
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「五逆」とはどういう意味ですか?
ご‐ぎゃく【五逆】
5種の最も重い罪。 一般には、父を殺すこと、母を殺すこと、阿羅漢 (あらかん) を殺すこと、僧の和合を破ること、仏身を傷つけることをいい、一つでも犯せば無間地獄 (むけんじごく) に落ちると説かれる。 五無間業。 五逆罪。
無間地獄の五逆罪とは?
5種の最も重い罪で、必ず無間地獄の苦の果報を受ける原因となる行為。 ①父を殺す(殺父[せつぶ])②母を殺す(殺母[せつも])③阿羅漢を殺す(殺阿羅漢[せつあらかん])④仏の身を傷つけ血を出す(出仏身血[すいぶっしんけつ])⑤教団を分裂させる(破和合僧[はわごうそう])の五つ。
四重五逆とは何ですか?
四重・五逆:「四重」は仏教でいう四重罪のことで、四種の重罪、すなわち、殺生(<せっしょう>生き物を殺すこと)・偸盗(<ちゅうとう>盗むこと)・邪淫(<じゃいん>姦淫すること)・妄語(<もうご>悟りを開いたと嘘を言うこと)。 また、「五逆」も仏語で、五種の最も重い罪。
五逆罪と十悪業の違いは何ですか?
仏教のことばで、「十悪」は、殺生せっしょう・偸盗ちゅうとう・邪淫じゃいん・妄語もうご・綺語きご・悪口あっく・両舌りょうぜつ・貪欲とんよく・瞋恚しんに・愚癡ぐち(または邪見じゃけん)のこと。 「五逆」は、父・母・阿羅漢あらかん(仏道修行者)を殺すこと、僧団の和合を壊すこと、仏の身体を傷つけること。
「出仏身血」とはどういう意味ですか?
4つ目は出仏身血(悪意をもって仏さまを亡きものにしようと傷つけること)です。
殺阿羅漢とは何ですか?
母を殺すこと。 ③ 殺阿羅漢(せつあらかん)。 阿羅漢(聖者)を殺すこと。
十悪の一覧は?
じゅう‐あく〔ジフ‐〕【十悪】
謀反 (むへん) ・謀大逆・謀叛 (むほん) ・悪逆・不道・大不敬・不孝・不睦・不義・内乱の総称。
仏教の十悪五逆とは?
罪悪の最大のものとして仏教では、五逆罪と十悪がよく出てくる。 五逆とは殺母、殺父、殺阿羅漢、出仏身血、破和合僧。 十悪とは殺生、偸盗、邪婬、妄語、綺語、悪口、両舌、貪欲、瞋恚、愚痴。
四沙門果とは何ですか?
四沙門果 | カーリル 四向四果 » 四向四果 (しこうしか)とは、原始仏教や部派仏教における声聞によって悟りに至る階位のことであり、預流向・預流果・一来向・一来果・不還向・不還果・阿羅漢向・阿羅漢果のこと。
阿羅漢と仏陀の違いは何ですか?
阿羅漢とブッダの違い
では、阿羅漢とブッダはどこが違うのでしょうか? ブッダというのは、仏のさとりを開かれた方のことです。 ブッダのことを阿羅漢といわれることもありますが、基本的には、阿羅漢は小乗仏教(部派仏教)の最高の悟りです。
三毒とは何ですか?
さん‐どく【三毒】 〘名〙 仏語。 貪欲(とんよく)・瞋恚(しんに)・愚痴(ぐち)の三つの煩悩。 むさぼること、怒ること、理非のわからないことの三つ。
四重諸罪とは?
4種の重罪。 殺生・ 偸盗 ちゅうとう ・邪淫・妄語。
阿羅漢果とは?
〘名〙 仏語。 小乗の四沙門果の最高の位。 阿羅漢としての修行を完成して到達した位で、煩悩を断って、再び生死の世界に流転しない位をいう。 羅漢果。
「豚欲」とはどういう意味ですか?
飽くことを知らないこと。 また、そのさま。
仏教でいう36とは?
仏教用語。 人間のもつ根元的な3つの悪徳のこと。 自分の好むものをむさぼり求める貪欲,自分の嫌いなものを憎み嫌悪する瞋恚,ものごとに的確な判断が下せずに,迷い惑う愚痴の3つで,人を毒するから三毒,三不善根などとも呼ばれる。
「アラハン」とはどういう意味ですか?
「アラハン」という言葉をご存知ですか アラハンとは「アラウンド・ハンドレッド(around hundred)」。 つまり100歳前後の人のこと。 日本が高齢化社会を迎えつつある現在、この世代が注目を集めています。
アラハンとは何ですか?
– アラハン – 「アラサー」「アラフォー」などはすっかり世間に認知されたようだが、日本は高齢社会ゆえ、ついには「アラハン」なるワードまで語られるようになった。 「アラウンド・ハンドレッド」、つまり100歳前後の人を意味している。
貪欲と貧欲の違いは何ですか?
結論から言ってしまうと、貪欲の正しい読み方は「どんよく」になります。 貪欲の”貪”は「むさぼ(る)」「どん」と読むことはできますが、「ひん」と読むことはできないので、貪欲を「ひんよく」と読むのは間違いです。 貪欲の”貪(どん)”という字は、”貧(ひん)”という字に似ているため注意が必要です。
貪欲と強欲の違いは何ですか?
「強欲」との違いは、否定的な意味だけでなく、肯定的な意味でも使うことです。 例えば知識に対して「貪欲」である場合には、知的好奇心を純粋に追求し、知識を増やしていく良い意味として使用されます。 仏教において、人間の基本的な10種類の罪悪を表すものとして「十悪(じゅうあく)」という言葉があります。